光・風・旅
おでかけください
大鹿村(おおしかむら)

 南アルプスの山懐に抱かれた大鹿村は、面 積の大部分を林野が占める中山間地。南北朝時代に後醍醐天皇の第8皇子宗良新王が入村する等、古い歴史を持つ村でもあります。



●大鹿歌舞伎

 約230年前に旅役者から伝えられたといわれる大鹿歌舞伎は、隔絶された立地条件の中で途絶えることなく村人により演じ続けられてきました。これまでドイツやオーストリアでの海外公演や大阪国立劇場での公演を行うなど、地芝居の魅力を伝えることに広く貢献してきました。毎年春・秋の年2回、神社境内で定期公演を行い、県内外から大勢の方が観劇に訪れます。国選択無形民俗文化財に指定されています。 大鹿歌舞伎
大鹿歌舞伎

大西公園の桜

大西公園の桜
大西公園の桜
 大西公園は、昭和36年の集中豪雨による崩壊堆積地で、当時多くの人命が失われたものの、その後有志の方々により桜等の植付けが始まり、この悲劇の地の緑化が行われてきました。現在では約3000本の桜が咲く県内でも指折りの桜公園として名を馳せ、春には桜祭りが盛大に行われます。


●大池高原

 標高1400mの大池高原は南北アルプスを望む絶景地。レストハウスでのお食事、パラグライダー場やキャンプ場、山林の遊歩道など大自然を満喫することができます。6月には幻の花と言われるヒマラヤの青いケシを見ることができ、全国からの花の愛好家で賑わいます。


●「小渋の湯」と「鹿塩の湯」

 小渋の湯は単純硫黄温泉。四季の移り変わりが大変美しい集落にあり、露天風呂からは季節ごとの山々を目の前に見ることができます。鹿塩の湯は、古くから湧き出している塩水を利用した温泉で、近くを塩川が流れ、風光明媚な自然環境の中で多くの方が四季を通 じて訪れています。



○交通 ガイド
 松川ICより車で40分
 JR飯田線伊那大島駅からバスで50分
○問い合わせ先
 大鹿村役場産業建設課
 TEL
0265-39-2001
 FAX 0265-39-2269
 URL http://www.iidanet.or.jp/ooshika/
 E-mail kanko@vill.ooshika.nagano.jp


目次に戻る