協同組合横浜マーチャンダイジングセンター〔神奈川県〕 |
■住所 〒236-0003 横浜市金沢区幸浦2-26-1 ■設立:昭和52年2月
■出資金:61,400万円 ■電話番号:045-784-1501 ■FAX番号:045-784-1504
■組織形態:卸売団地組合 ■地区:神奈川県 ■主な事業:卸売業
■組合員:74人 ■組合従業員:6人 ■専従理事:1人
■URL:http://www.e-cals.co.jp/~mdc |
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組合有志でインターネット通販サイトを運営 |
新しい流通形態を模索する目的で、12社の組合員が産業財を中心に120のアイテムをインターネットで販売する。今後は販売主体組織づくりも行う |
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日常生活も多様で高度なものになり、消費者のニーズはますます個性化を強め、新しいライフスタイルを求める消費行動が顕在化している。そのため、流通
も時代に対応できる新しい改革が求められてきている。
このようななか、組合(74社)の有志12社が平成12年2月からインターネット通
販を開始した。ホームページ作成等のウエッブ構築は組合が出資する民間企業が担当している。ホームページはあくまで「場所貸し」に徹し、問い合わせや注文は各組合員に直接入るようになっており、配送や代金決済も各組合員と顧客が直接行う仕組みとなっている。これまで8ヶ月で1、800のアクセスがあり、思わぬ
顧客開拓が進んだ。さらに長期的に異業種製品を組み合わせて付加価値を生む方向を見出すことができた。
販売する製品は、産業機器、家庭用品、身の回り品、DIY用品、生鮮食品、化粧品、紳士衣料品、住宅資材、家具、文具・事務用品、菓子類、お茶、加工食品であり、12社から計120アイテムの商品が掲載されている。
成功の要因は、組合と組合員の危機感である。高度化融資が完済し次の組合求心力を模索していたところであった。また、順調な経営をしていた組合員がある日突然倒産するということもあり、わが国の流通
が大きく変化している。この不透明感が組合員の時代の変化を先取りする動機付けになっている。
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