信州の組織リーダー
“~組合の組織強化により 新分野の事業活動を展開 ~”

長野県電気工事業工業組合
理事長 北村昭五

略歴

生年月日 昭和5年11月生 血液型 A型
昭和32年3月 中央大学法学部卒
昭和32年4月 北村電業社設立
事業主として今日に至る

団体歴

全日本電気工事業工業組合連合会常任理事
中部電気工事業組合連合会副会長
長野県中信電気工事業協同組合理事長
長野県中信電気工事士職業訓練校 校長
長野県中小企業団体中央会 理事

組合の現況

○設立 昭和39年9月 ○組合員 662名 ○出資金 9、930千円
○役員 理事26人、監事3人 ○事務局 専従職員2名
○主な事業
共同保守管理、教育情報、福利厚生他

業界(組合)の抱えている課題と対応

 建設業界を取り巻く諸情勢は、大変な厳しさが続いている。長野県の住宅着工件数は、3年ぶりに前年を上回ったものの、ここに来て減少傾向にある。仕事量の減少により、価格破壊や企業間の過当競争が一層進んでいる状況にある。
 組合としては、仕事量確保の運動を転開するため、県内全世帯の1割弱にあたる7万世帯に対して消費者ニーズ調査を実施した。平成11年8月に電気事業法が一部改正され、一般用電気工作物の調査業務が一部民間に開放されることになり、当工業組合も指定を受けたので、新しい事業分野への進出が可能となった。


理事長として考えること

 業界を取り巻く環境は大変厳しいが、当工業組合の活動は全国でもトップクラスである。
 組合員数も増え、組合の事業活動は5つの委員会と5支部による活動で支えられている。
 消費者ニーズ調査による、組合員へのアンケート結果で、次年度も引き続き実施することとなった。高度情報化時代に対応するための各種研修事業も充実を図り、組合員の知識や技術の向上に取り組んで行きたい。
 電気事業法の改正により、当組合も指定機関となったので、新分野への進出を図ることにより、新たな事業展開を考えて行きたい。組織の指導者として組合員の「声なき声」にも耳を傾け、組織の強化発展に努めたい。

健康法・趣味等

 食べものについては何でもOKである。アルコールは多少。健康法は、多くの人と話すことである。人との会話を通じて、多くのことを学ぶことが出来、自身の活力の源となっている。
 数種類の週刊誌を丹念に読むことによって、現代の世界中の事象が理解出来、若い人とのコミュニケーションにも大いに役に立っている。「人は財産」がモットーで、プロ野球界では野村監督のファンである。
 中小企業の業界リーダーとして、理事長の話は大変説得力があり、今後の活躍を大いに期待したい。


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