謹んで新年のお慶びを申し上げます。
会員の皆様におかれましては益々ご清栄のことと拝察申し上げます。
昨年は大変厳しい経済情勢の中にもかかわらず、ひとかたならぬご協力を賜り厚く御礼申し上げます。当財団と致しましても人間ドック助成制度の改正、加入資格の拡充等、いささかなりとも加入者メリットの拡大を図ってまいりました。
本年におきましても昨年に増して外資系を含めた生損保関係及び類似共済との競合が強まる中で財団事業を取巻く状況には一層厳しさが予測されます。
こうした中で当財団としましては財団設立時の原点に視点を置き会員の時代のニーズに応じた新制度の検討や業務推進方法の強化などにつきまして抜本的な対応をしてまいる所存です。
又、一方では傷害共済制度も県内中小企業にかなり浸透してまいりましたが更に未加入企業は勿論既加入企業に対しても改めて「少ない会費で大きな補償」をご理解をいただく為幅広く広報活動を展開してまいります。
以上のほか、本年も次の様な事業を通してより一層充実した共済福祉制度として県内中小企業の皆様方の福利厚生の向上に貢献してまいる所存でございます。
◇中小企業振興事業
地域商工会等の行う中小企業振興活動に対して一定の範囲内において助成を行います。
◇災害防止活動
高速交通網の整備に伴い多発する交通災害の防止活動等の団体に対して必要な助成を行います。
◇クリニック事業
共済加入者で加入後2年経過者でかつ年令が35才以上の方が人間ドックを受診された場合、その費用の一部助成を行います。
◇福利厚生事業
共済加入者全員に対しまして県内30ケ所の提携保養施設を利用できる優待利用券を配布致します。また全国64ケ所のハイツ&いこいの村、保養施設、「泉郷」「東急タングラム」等の割引利用を提携しております。
以上の諸項目を中心に本年も役職員が一体となって事業活動を推進してまいりますので、尚一層のご支援、ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
関係各位の皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
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