“人間尊重の精神で 新技術へ果敢に挑戦”
|
湖北精密工業協同組合
理事長 小口成人 氏 |
略歴
大正14年5月生 血液型 B型
昭和20年9月 東京電機工業専門学校(現東京電機大学)卒
平成11年3月 ㈱ダイヤ精機製作所社長から代表取締役会長に就任
団体歴
昭和60年4月~ 岡谷市金属工業連合会々長
昭和62年4月~ 岡谷商工会議所副会頭
長野県中小企業団体中央会 諏訪支部副支部長
長野県中小企業団体中央会 理事
組合の現況
○設 立 昭39年4月30日
○組合員 5名
○出資金 1、000千円
○役 員 理事3人 監事一人
○主な事業 教育情報、研究開発
業界(組合)の抱えている課題
精密機械工業界は、電子機器業界と同じように、今や、グローバルな競争に身を置いている世界であり、ユーザーのニーズが、ミクロンからサブミクロンへ、更にナノミクロンへと進み、微細な加工技術の要請はとどまるところがない状況である。
大量生産から多品種少量生産へと、多様化している消費者ニーズの変化に、迅速に対応して行かなければならない。
IT技術の向上により、今後は企業間競争が一層激しくなることが予想される。
理事長として考えること
組合活動は以前、金融事業や資材の共同購入が中心であったが、現在は人材育成を基本として教育研修事業や、異業種との交流を含め研究開発に力を入れて行きたい。精密加工業界の変化は激しく、技術の向上と最新鋭設備の導入等積極的経営が求められており、特殊な技術による超精密加工の推進に努めたい。
産学官の交流も今以上に重要になって来るので、県の精密工業試験場を大いに活用したい。
企業を発展させる基は、人であり、有為な人材育成に力を注ぎたい。
健康法・趣味等
けっして無理せず、自然体で日々の生活を送っている。
健康のために、家庭菜園で必要な野菜を育てている。
アルコールや食べ物は、何でもOKとのこと。
海外旅行も年二回程は出かけており、イタリアを含めヨーロッパはもう一度行ってみたい。
趣味は、クラシックの音楽を聞くことで、ショパンが好きである。旅行中に撮影したビデオを編集し、参加者にプレゼントをして喜ばれている。
尊敬する人は、松下幸之助氏で、氏の全集を読んで勉強している。好きな言葉・モットーは、「人を愛し、人を育てる」人間尊重の精神であり、一人一人が幸せになることを考えて行動したい。
氏は地域経済界の要職を担っており、一層の活躍を期待したい。
目次に戻る
|