信州の組織リーダー
“~組合事業により組合員企業の品質向上とコスト削減に貢献~”

小林勇生氏
北信プラスチック事業協同組合
理事長 小 林 勇 生氏

略歴

昭和16年7月生 血液型O型
昭和40年3月 国学院大学経済学科卒
昭和45五年1月 中野プラスチック工業(株)入社
平成3年4月 同社代表取締役社長就任

団体歴

平昭和61年6月 中高産業医専任事業所協議会会長
平成3年5月 長野県プラスチック工業会会長
平成4年1月 (社)長野県経営者協会中高飯山支部長
長野県中小企業団体中央会北信支部長
     〃      理事

組合の現況

○設立 昭和44年3月
○組合員数 12名 
○出資金 9600千円
○役員 理事5人、監事2人
○事務局 2名
○主な事業 原材料の共同購買・製品の共同検査・金融事業・福利厚生事業

組合の抱えている課題と対応

 プラスチック業界は、昨年8月頃から携帯電話等の部品の需要が多く、今は追い風が吹いている。しかしながら、最近は企業の海外進出が進み、海外企業との競争が激しくなっており、それに対抗するためにより品質の高い製品をより低コストで作る必要があり、そのために、組合では個々の中小企業では導入が難しい高価な検査機器を共同で導入し、運用することで品質向上につなげている。その上、原材料の一括購入を行うことによって、コストの低減に貢献している。

理事長の考え方

 従業員の社会保険の書類作成等に大変手間がかかるので、将来、組合で社会保険労務士の力を借りながらこれらの業務を代行したいと考えている。
 組合員に対しては、海外との競争に打ち勝っていく力をつけて大手に頼らずに生きていくための一層の努力を求めると共に、組合としても今の組合事業を継続して、組合員に対する支援を続けていきたい。

健康法・趣味

 健康法はよく歩くよう心掛けている。
 趣味は読書で、司馬遼太郎のファンである。カラオケはポップスを歌うが、最近は時間がなくあまりやらないとのこと。実家は造り酒屋の関係で本人も日本酒を好むが、適量を守り、よく吟味しながら味わっている。
 ゴルフは仕事とプライベートが半々で年30回程。
 好きな言葉は「誠実」「信頼」である。
 本会の北信支部長をはじめ、地域経済界の要職にある氏の一層の活躍に期待したい。

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