先進組合事業例集 新たな販路・市場開拓への取り組み

グリーンふるさと特産物協同組合〔茨城県〕
茂木ショッピングセンター事業協同組合〔栃木県〕
水上温泉旅館協同組合〔群馬県〕
創紳会注文服協同組合〔千葉県〕
東京都中古自動車販売商工組合〔東京都〕
協同組合元町エスエス会〔神奈川県〕
神奈川県古書籍商業協同組合〔神奈川県〕
五頭温泉郷旅館協同組合〔新潟県〕
伊東商業協同組合〔静岡県〕

グリーンふるさと特産物協同組合〔茨城県〕
■住所:〒313-0014 常陸太田市木崎二町937-10 TEL.0294-72-0606 FAX.0294-72-0606
■設立:平成10年4月 ■組合員数:56人 ■組合従業員:7人
■出資金:216万円 ■地区:常陸太田市他3市7町7村 ■組織形態:産地組合
■業種:特産物の生産・製造・加工等 ■URL:http://www.ibarakiken.or.jp/tokusanhin/

過疎地の特産物を共同販売事業にのせて地域産業を活性化
過疎地で産出される数多くの特産物を組合直営販売、委託販売、イベントによる展示販売、ギフト品の受注販売等の共同販売事業にのせて拡販し地域産業の活性化に貢献している。
 当組合は、過疎化や高齢化の進行など多くの課題を抱えている県北西部18市町村の地域を「グリーンふるさと圏」と名付け、そこで数多く産出される特産物の販路拡大を目指して各種の共同販売事業に取り組んでいる。組合員56名が生産・製造・加工した農水畜産物、飲料・食料品、木材・木製品、工芸品等の特産物を、(1) 大型店に設置した売場面積100m2の直営店「グリーンふるさと物産センター」において販売、(2) 県内の第三セクター、道の駅、ゴルフ場等に設置した26の「グリーンふるさとコーナー」での委託販売、(3) 県内外において県の第三セクターと共催で開催した23イベントの物産展において、直営店と組合員が延べ55日間参加して販売し、(4) 中元・歳暮用ギフト品として受注販売するなど新たな販路と市場開拓を図った。なお、インターネットホームページの開設、クレジットカードの利用開始等による販路開拓にも努めている。この結果、直営店で3,386万円、委託販売店で3,770万円、イベントで販売947万円、ギフト商品の受注販売434万円等となっており組合設立初年度にしては好調な売上実績を示し、組合員意識の向上、団結力の強化等の副次的な収穫があった。組合の取り扱い商品は、各市町村からの推奨商品で推奨シールが貼付されているため、消費者から品質や安全性について信頼できるとの評価を得た。県内外におけるイベントの開催、ギフト商品の受注販売、インターネットの供用開始等を通じて、特産物の伝統性、郷土色等についての理解が得られ特産物の知名度が向上した等の成果を収め、地域産業の活性化に貢献している。

茂木ショッピングセンター事業協同組合〔栃木県〕
■住所:〒321-3531 芳賀郡茂木町茂木178 TEL.0285-63-5000 FAX.0285-63-5438
■設立:昭和63年4月 ■組合員数:13人 ■組合従業員:4人 ■専従理事:2人
■出資金:2,690万円 ■地区:栃木県 ■組織の種類:共同店舗組合
■業種:小売業、飲食業 ■URL:http://www.kanuma-net.or.jp/mopia/

小さく生んで大きく育て!! インターネット通信販売
地域密着型の利を活かし、地域の詳細情報をインターネットで発信する。各種チケットを中心に通販し、EC技術システムの修得をめざしている。
 高齢化社会の進展、消費者意識の変化、高度情報化の進展等、流通業をめぐる商業環境は大きく変化している。そのようななか、当組合は地域密着型の小売業として、地域社会と一体となって運営してきた。
 最近、同地区に大型モータースポーツ施設「ツインリンクもてぎ」が開設されたが、それとともに青年部会が中心となってインターネット上にホームページを作成し、全国のモーターファンに開催される各レースの案内等の詳細情報を発信することにより、全国のモーターファンの固定客の確保が可能となった。その上で、ホームページ上に「もぴあ通販センター」を開設し、レースチケットを主要商品として通信販売している。
 本事業はインターネット技術の修得により、今後本格的な電子商取引をめざすものであり、ホームページの作成、情報収集は青年部会会員の手作りである。この結果、同技術ノウハウの蓄積や若手人材の育成等において成果が見られる。しかし事業自体は発展途上であり、通販事業として地域の特産品を加えるなど、特産品の育成を含めた幅広い事業活動が今後の課題もあるが、組合事業として大きな将来性が期待できるものである。

水上温泉旅館協同組合〔群馬県〕

■住所:〒379-1611 利根郡水上町大字鹿野沢70-8 TEL.0278-72-2611 FAX.0278-72-2476
■設立:昭和44年11月 ■組合員数:31人 ■組合従業員:6人 ■専従理事:1人
■出資金:124万円 ■地区:水上町 ■組織形態:同業種同志型組合
■業種:温泉旅館業 ■URL:http://www2.wind.co.jp/minakami/


企画商品パンフレットとホームページで新たな需要開拓
顧客ニーズの多様化に対応して、組合企画商品を作成。共同宣伝を展開するとともに、ホームページによる情報発信で新たな需要を開拓している。
 水上温泉郷は、歴史と伝統をもつ全国的にも有名な温泉地であるが、顧客ニーズの多様化等から、宿泊人数は減少傾向にある。また、団体客が減少し個人または小グループ客が増加する傾向にある。
 こうしたニーズの多様化に対応するとともに、旅行会社に頼らず独自に需要開拓していくことを目指し、組合企画商品である「旅街道」や「水上物語」のパンフレットを作成して共同宣伝を展開している。
 さらに、より顧客ニーズと直結した需要開拓を図るべく、青年部を中心にインターネットの利用に取り組み、観光協会との連携によってホームページによる情報発信を開始。組合員個々の旅館の独自性をPRするとともに、交通案内、周辺観光案内をはじめ、イベント情報、組合企画のパック商品の紹介、スキーシーズンの積雪情報等、タイムリーな情報提供により、新たな需要開拓に取り組んでいる。

組合企画商品パンフレット
 共同宣伝は、地域全体のイメージアップとPRの必要性を認識させ、また、旅行会社に頼らず需要を独自に開拓していこうとする意識を促した。さらに、ホームページによる情報発信は、旅館の独自性をPRできることから、組合員個々の経営指針や経営方針の再検討へとつながっていった。
 従来より組合事務局は、観光協会と密接な連携を図りながら、テレビ番組取材への対応や宣伝キャラバン等、積極的な共同宣伝事業を展開してきており変化に対応した新たな需要開拓への取り組みにおいても、その中心的役割を担っている。

創紳会注文服協同組合〔千葉県〕
■住所:〒272-0014 市川市八幡3-36-8 TEL.047-322-1566
■設立:昭和49年8月 ■組合員:10人 ■専従理事:1人
■出資金:1,300万円 ■地区:市川市、東京都江戸川区、葛飾区
■組織形態:同業種同志型組合 ■業種:注文紳士服製造小売業

共同展示会の継続開催による販売促進
共同展示会の開催は回を重ねて58回を数える。まさしく継続は力なり。組合員の売上高に占める展示会の割合は6割と大きい。
 共同展示会は注文紳士服の製造小売業としての地位の確立と生き残りを目的として昭和49年組合の設立と同時にスタートした事業であり、平成11年10月までの開催回数は58回に及ぶ。
 年3回開催の共同展示会における売上高は組合員の年間売上高の6割を占めており大きいが、これは実施にあたって組合員の一致協力と、案内状を各戸に訪問配布するなどきめ細かい対策の成果といえる。また、近年は不況を反映して、顧客に紳士服の新調を勧誘しにくい状況にあるが、展示会であれば勧誘しやすく、顧客にとっても生地・価格等の選択肢が多くなるメリットもあり、功を奏する一要因ともなっている。1回の案内状配布は1,500通で来場者数は200人(100組)を超え、購入注文者は来場者の約3割程度である。
 会場はJR総武線市川駅前のサンプラザ山崎ビルで土日の二日間、生地問屋等関連業者の協賛も得て開催しているが、このところの売上高は下降傾向にあり、今後の対策が課題となっている。その改善点と対策の内容としては、既製服との違いをアピールし、創作発表会、コンクール、ファッションショーの開催、創紳会ブランド戦略の展開等による新しい展示会の開催、ヤング層も含めた新規顧客の開拓、コスト低減化対策等を検討している。
<展示会事業の仕組み(フローチャート)>

東京都中古自動車販売商工組合〔東京都〕
■住所:〒121-0801 足立区東伊興1-14-21 TEL.03-3899-8511 FAX.03-3899-8515
■設立:昭和52年4月 ■組合員数:328人 ■組合従業員:37人 ■専従理事:1人
■出資金:4,646万円 ■地区:東京都 ■組織形態:非産地型商工組合
■業種:中古自動車販売業 ■URL:http://www.ucar-try.or.jp/

信頼性の高い中古車業界をめざして、流通改革に挑む
複数会場を新流通AAネットで結び、オークション事業の効果を追及。インターネットを活用したドーナツネットで、組合員企業の売り手・買い手情報の効率化を追求。
 当組合の新たな販路・市場開拓への取り組みは、次の二つの事業である。
 一つは組合の共同事業であるオークション事業の新展開で、新流通AAネットである。オークション会員の利便性の向上のため、近県の組合オークション会場をネットワークで結び、現車なしの映像によるセリ参加を実現したものである。企業系のオークション場がかなり大規模に展開してきており、中古車のオークションは競争激化の状態であることから、組合の利点を最大限に活かした事業として展開している。
 二つは、組合員企業の仕入れ・販売の活性化支援で、それがドーナツネットである。組合員の仕入れ、販売を円滑に行えるよう環境を整備する事業である。中古車の販売は、雑誌に写真つきで掲載し、売り手と買い手の間をつなぐ方法が多いが、これをインターネット上で行うことでより早く、より正確に、より大量に情報をコントロールできるようになる。
 組合事業そのものが企業系のオークション事業と競合する一方で、組合員企業もインターネット対応を余儀なくされるなど、両者をバランスよく実施していかなければならない時期にある。

展示会場

オークション会場
共通する問題は、信頼性の高い情報をスピーディに展開できるシステム構築であり、積極的に新事業にチャレンジして行くこととしている。

協同組合元町エスエス会〔神奈川県〕
■住所:〒231-0861 横浜市中区元町1-23 TEL.045-641-1557 FAX.045-664-9473
■設立:昭和25年2月 ■組合員数:210人 ■組合従業員:7人 ■専従理事:1人
■出資金:7,954万円 ■地区:横浜市中区元町 ■組織形態:商店街組合
■業種:小売業、サービス業他 ■URL:http://www.motomachi.or.jp/

ホームページと電子メールで元町の魅力を積極発信
ホームページで広域・多数に情報を公開して顧客をPULLし、電子メールマガジンで特定顧客に情報をPUSHする。組合内も電子回覧を行い、迅速なコミュニケーションを実現。
 当組合ではホームページを公開して、商店街の紹介や周辺のタウンスポットの紹介を行うとともに、電子メールマガジンを発刊している。また、組合内部のグループウェアも構築している。
 成果は、(1) アクセス数が増加しており二年前には月3,000件ほどであったが、現在は月6,000件になっている。(2) 平成11年から電子メールマガジンを発刊し、これまでに600名の読者が得られた。ホームページ上でのアンケートでメールマガジンの希望者に対し、月一回のペースでマガジンを発刊している。内容は、イベント情報や組合員店舗のリニューアル情報等である。(3) 外部支援者との情報交流が活発化した。中央会はじめ、県・市等の支援団体との情報交換が電子メールで迅速に行えるようになった。また、近隣ホテルとの間で、年間イベントスケジュールの交換を行い、相互の営業にプラスになるような運営ができるようになった。・来街者の認知が進んでおりアンケートによると、約5%の来街者がホームページを見る経験がある、などがあげられる。
 成功要因は、・インターネットが一般化する以前から組合内部の電子情報交換が行われていたこと

組合員が手作りでHPを作成する

年間10以上のイベントを開催する
 ・組合員のパソコン普及率が9割以上であること ・組合員のなかに情報ネットワークに詳しい者がいたことである。

神奈川県古書籍商業協同組合〔神奈川県〕
■住所:〒221-0825 横浜市神奈川区反町2-16-10 TEL.045-322-4060 FAX.045-322-4122
■設立:昭和29年1月 ■組合員数:135人 ■組合従業員:1人 ■専従理事:1人
■出資金:3,561万円 ■地区:神奈川県 ■組織形態:同業種網羅型組合
■業種:書籍・文房具小売業 ■URL:http://www3.tky.3web.ne.jp/~kosyo/

組合ホームページの開設で組合事業と組合員企業を紹介
組合のホームページを開設して、組合が実施する展示会情報の公開や組合員の住所等の紹介、組合員のホームページへのリンクを張る。一年間で約5,000件のアクセスがある。
 平成10年11月から、インターネット上に組合のホームページを開設して、組合が実施する「展示会」の情報を事前に公開したり、組合員企業の住所等の紹介や、組合員企業のホームページへのリンクを張っている。
 ホームページ開設の動機は、経営環境の変化により、組合員店舗での売上高が長期的に徐々に減少しており、新たな販売チャンネルの開拓の必要性が高まっていたことと、最近では企業のホームページ開設が非常に多くなっていることに触発されたことである。
 目標は、インターネット上で各組合員が在庫として持つ古書籍のリストを掲載して販売することである。
 ホームページを公開して約1年が経過したが、これまでの成果は、インターネットを組合として活用していくことの難しさや会員間の意識のギャップが大きいことが認識されたことである。残念ながら、当初の目標であるホームページからの受注は数えるほどしかない状況である。
 しかしながら、全国古書籍組合に加盟する50前後の組合のなかで、ホームページを開設しているのは5組合しかなく、この意味では、ホームページを開設できた点は評価される。
 また、ホームページ開設後11ヶ月で4,660件のアクセスがあり、催事の予告情報をホームページに掲載すると、一般消費者からの電子メールでの問合せが、毎回50~100通はきている。さらに、常設のアンケートには、これまで30通ほどのメール回答が寄せられた。これら電子メールでの問合せにより、見込客のメールアドレスが入手でき、メールの文章からある程度の年齢が推察できたことはマーケティング調査の意味においては成功であった。
 今後の課題は (1) 組合員間のパソコンやインターネットに関する価値観の相違を解消すること、(2) 無店舗販売体制の実現、などである。

五頭温泉郷旅館協同組合〔新潟県〕
■住所:〒959-1941北蒲原郡笹神村大字羽黒字原40-3 TEL.0250-62-3009 FAX.0250-62-3009
■設立:平成8年9月 ■組合員数:18人 ■組合従業員:2人
■出資金:200万円 ■地区:笹神村 ■組織形態:同業種同志型組合
■業種:旅館業 ■URL:http://www.vill.sasakami.niigata.jp/gozu/

小規模温泉地がインターネットで新市場開拓
インターネット上に「レジャー&宿泊パック」などの紹介のほか、価格別・料理別・施設別・プラン別に旅館を検索できるホームページを開設し市場を開拓。
 これまで独自の活動を行っていた三つの小さな温泉地の旅館が大同団結し、共同して新たな客層、県外市場の開拓のため、平成11年4月にインターネット上にホームページを開設した。交通アクセス、「レジャー&宿泊パック」、「忘・新年会パック」、鍋料理などの共通イベントの紹介、価格別・料理別・施設別・プラン別などから目的とする旅館を検索できる内容である。アクセス数も5ヶ月で約2,000件を超え、問合せも増えており新たな販路開拓に役立っている。
 その他、平成10年の磐越高速道の全線開通を契機に福島県をターゲットとして、新潟ロシア村、サントピアワールドの宿泊パック商品を開発、新聞折込みやキャラバン隊の派遣などの宣伝活動も積極的に実施している。また、女性客をターゲットとした笹神村産のこしひかりを使ったオリジナル地ビール「ほろよいビール」を各旅館で販売しており人気を得ている。
 インターネットを利用した共同宣伝事業は、設備投資が少額であるため失敗してもダメージが少ない。そのためホームページを立ちあげることを優先し、チャレンジ精神で時代の趨勢に乗って実施したことが大きな成功要因である。また、今までインターネットに消極的だった組合員も予約システムほか企画商品を掲載している一部の組合員の実績が上がっていることから、

オリジナル地ビール
「ほろよいビール」

五頭温泉キャラクター
「鯛つりさま」
意識の変化がみられ始めていることも見逃せない。
 今後の課題は、各旅館のホームページの充実とメンテナンス体制の確立である。全旅館にパソコンを導入し、メンテナンスの知識やスキルアップのためパソコン研修に力をいれていくこととしている。

伊東商業協同組合〔静岡県〕
■住所:〒414-0045 伊東市玖須美元和田720-143 TEL.0557-38-0100 FAX.0557-38-3434
■設立:平成4年10月 ■組合員数:38人 ■組合従業員:8人
■出資金:65,800万円 ■地区:伊東市 ■組織形態:共同店舗組合
■業種:衣料品、文化品、食料品、飲食、サービス業
■URL:http://www.siz-sba.or.jp/ito-duo/

花のあふれるくらしと情報の二重奏「デュオ」プラザ
組合独自でホームページを作成「ローカルなネットワークでの通販」を想定した実験にも取り組む。その根底にあるものは、消費者の目線にあった地域・福祉等の情報提供にある。
 平成8年度の「マルチメディア調査研究事業」が契機となり、組合員のインターネット等に対する意識が高まった。今回取り組んだ当ショッピングセンターの「ローカルなネットワークでの通販」は、あくまでも実験であったが、高齢者でも工夫次第でインターネット端末の操作は可能であることがわかった。しかし、複数店舗からの商品の選別→受注→配送→決済の流れの中で各種の問題点やコスト面での課題も見られたが、新たな販路・市場開拓への展望も開けた。
 現在、インターネットによる情報発信として、当ショッピングセンター施設、近隣地図の案内、組合員各店舗の紹介、イベント情報、数店舗による通販のホームページ、「伊豆ふれあいねっと伊東」の開設等である。
 一方、インターネット通販は、予想どおりまだ少ないが、組合員の意識の高まり、組合事務局の一元化へ向けての体制づくりの動き、人材の養成などから今後が期待できる。
 また、デュオポイントカードは顧客に好評である。当ショッピングセンターは、気持ちの良い店づくり、清潔さ、顧客第一をモットーに、伊豆の自然を大切に、社会に役立つ活動を積極的に推進しており、各種の情報や地域・社会情報等の提供もその一環として行われている。


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