信州の組織リーダー
”~強い団結力で受注確保と後継者育成をめざす!!~”

中島芳昭氏
富士電機松本協同組合
理事長 中 島 芳 昭氏

略歴

昭和7年11月生 血液B型
昭和26年3月岡谷工業高校機械科卒
昭和61年10月(有)熊野精機製作所代表取締役社長

団体歴

平成4年2月 松本商工中金会理事
平成2年6月 長野県中小企業団体中央会松本支部副支部長
平成2年6月 長野県中小企業団体中央会理事

組合の現況

○設立 昭和35年7月
○組合員数 18名 
○出資金 9,970千円
○役員 理事5人、監事2人
○事務局 1名
○主な事業 教育・情報事業、福利厚生事業、金融事業の一部

組合の抱えている課題と対応

最近、大手メーカーの構造改革は、予想以上に進んでおり、技術水準や機械設備の高度化は中小企業の考える域をはるかに超えてしまっている。
大手メーカーの協力工場の集合体である協同組合として、これらの急速な変化にどう対応して行くか、組合員の英知が求められている。
組合としては、ソフトな教育・情報事業を中心として実施し、親会社との緊密な関係を促進するため、毎月1回例会を開催している。この会議は、全組合員が出席し、親会社からも担当する幹部社員が出席し、情報交換に努めている。
異業種交流も一層密にし、新分野の開拓と相互に仕事の紹介をし合っている。
先進工場の視察研修も積極的に実施し、海外視察(1年置き)、国内企業視察を通じて、組合員相互の結束と親睦を図っている。昨年8月には、組合創立40周年を迎え、記念式典を開催し、記念誌を発行した。

理事長として考えること

産業社会の構造変化が激しい今日、中小企業として生き残るためには、何が一番重要であるか、組合として、又、個々の組合員として自助努力が一層、求められている。
親会社との連係をより密にすることが大切であり、毎月開催する例会を組合のメイン事業として取り組んで行きたい。

健康法・趣味

健康法は特別にはないが、健康には自信がある。食べ物は何でもOK。アルコールは日本酒を少々、タバコは嗜む程度。
趣味としては、山歩きを兼ねて山菜、薬草採り、野菜作りである。カラオケは演歌で、女性歌手の歌ならばほとんどOKとの由。
親しい仲間との「卓を囲む」ことも仕事の息抜きの一つである。
好きな言葉は、「有言実行」。
諏訪大社下社の御柱は前々回に元綱長を勤められ、御柱への思い入れは相当なものと拝察した。
理事長の今後の活躍に期待したい。

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