信州の組織リーダー

”~「情報交換」により、組合員との連携を強化!!~”

田村春夫氏
茅野市建設事業協同組合
理事長 田 村 春 夫 氏

略歴

昭和10年3月生 血液 A型
昭和30年3月 諏訪高等職業訓練校卒
昭和48年3月 (株)田村建設代表取締役

団体歴

平成4年6月 茅野商工会議所副会頭
平成6年6月 長野県建設業協会諏訪支部副支部長
平成2年6月 茅野高等職業訓練校副校長
長野県中小企業団体中央会 諏訪支部副支部長
長野県中小企業団体中央会 総代

組合の現況

○設立 昭和54年12月
○組合員 23名
○出資金 6,210千円
○役員 理事5人、監事2人
○事務局 1名
○主な事業
 教育・情報事業・中小企業共済事業等

組合の抱えている課題と対応

地域建設業を巡る環境は、大変厳しい状況にある。21才で独立してから、このようなことはかつて一度も経験したことが無かった。民間工事の発注が予想以上に厳しく、又、官公需は期待できないので、この状態がいつまで続くのか、今はじっと耐えるしかない。
このような状況下で、組合活動は、毎月1回の組合員全員による例会を通じて情報交換を行い、組合員との意志疎通に努めている。
役員会も、例会にあわせて開催し、事業実施については、5つの委員会の決議により行っている。

理事長として思うこと

 建設業界はかつて無いほど厳しい状況下にあり、組合員は互いに無理のない仕事をして欲しいと願っている。
 その為には、組合員個々企業が、更なる自己努力を重ね、独自のノウハウを持った企業に脱皮する必要がある。
 組合としては、組合員企業の存続のため、情報交換会の場づくり等ソフト事業を中心として展開して行きたい。
 組合員、従業員を対象とした教育研修事業も益々重要となるので、研修事業にも力を注ぎたいと思っている。
 変化の激しい今日、互いに切磋琢磨しながら、新たなテーマを見い出して行きたい。

健康法・趣味等等

健康法は、毎朝6時からの30分間のジョギングである。
食べ物は、なんでもOK。タバコはやらないが、アルコールは日本酒を人並みとの由。立場上飲酒の機会が多く、カラオケは演歌で、北島三郎が好きである。7年に1度の「御柱」は、全てをわすれ熱中するとのこと。
好きな言葉は、「忍耐」、「根性」、「努力」の3つである。
視察研修で、海外にも度々行っているが、ハワイは行く度ごとに楽しみが増える所である。
地域経済界の要職にある、氏の一層の活躍に期待したい。

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