（中央会四事務所の話題から）

北信事務所
浅草・横浜を視察して



去る６月１４日・１５日事務主任者会北信支部は、恒例の視察研修旅行を実施した。
靖国神社・浅草寺を参拝、浅草演芸ホールで寄席を楽しんだ後、東京副都心構想に基づき開発が進められている東京湾お台場臨海公園を散策した。
その後バスで横浜へ移動、夜は横浜中華街で本場中華料理をいただき、その美味しさに皆が舌鼓を打った。
翌１５日は横浜みなとみらい２１開発ゾーン、ホテル・ショッピング・ビジネス等を兼ね備えた”クィーンズスクウェアー横浜“等を視察し、参加者一同そのスケールの大きさに感動した。その後東京に戻り、墨田区のガラス町工場から観光工場に業態転換し成功した”タキナミグラスファクトリー“を見学して帰路に着いた。

中信事務所
手挽きロクロを体験

事務主任者会中信支部（支部長：中村俊治）では、去る７月６日に”事務主任者講習会～手挽きロクロでオリジナル作品に挑戦～“を実施した。
南木曽ろくろ工芸協同組合の小椋理事長（伝統工芸士）を講師に「地場産業の活性化を考える」というテーマで講習会が行われ、その後木地師の里（有）ヤマイチ小椋ロクロ工芸所の常設体験工房に於いて参加者がそれぞれ”オリジナル皿“づくりにチャレンジした。伝統的工芸品である南木曽ろくろ細工に長く携わるプロの職人さん達の力を借りながら額に汗し、オリジナル作品が出来上がった。今後、塗装仕上げを経て完成品となるがどのような仕上がりとなるか今から大変楽しみである。

南信事務所
ＩＣカードでバス代支払い

伊那市の多機能ＩＣカード「いーなちゃんカード」で支払いができるカードシステム（携帯型端末機）を搭載した市内循環バス「イーナちゃんバス」がこのほど運行を始めた。
伊那市コミュニティーカード協同組合と伊那商工会議所はいーなちゃんカードを家庭や事業所で手軽に活用できる環境整備を目的に、昨年１１月から先進的情報システム開発実証実験に取り組み、実験の核となる携帯型端末機の開発を進めてきた。この端末機の導入によって現金の代わりにカードを出せば、面倒な支払いや小銭の用意が不要になる。
今後は、携帯端末機を試験的に商店等に配備し、集金や仕入れ、配達等の実用性について実験を行う。
さらに、有線放送を活用した店と消費者を結ぶ地域高速ネットワークも構築し、映像の送受信もできるようなシステム開発も行う予定。

東信事務所
将来に向けての指針づくり



北佐久木材協同組合（太田英雄理事長）は、助成制度を活用し、カラマツの有効活用と組合員工場の合理化に関する調査研究を行った。
東信地域はカラマツ地帯で、その需要主体をなす土木用材の減少を改善することが目的。
自然志向が高まる中、カラマツの長所（強度・色調）を生かした、新製品開発・新市場開拓等、将来に向けての指針づくりができた。

目次に戻る