3.環境影響の現状を把握

○事業活動の中で環境に影響を与えているものの量的な把握

 事業活動の中で環境に影響を与えている原因とその度合いを調べましょう。
 事務担当が中心となってとりまとめますが、社内や社外で事情を詳しく知っている人の手を借りるなど効率よく調べましょう。
 最初から全てを調べる必要はありませんが、次の例を参考にしてください。

〈例〉
水・電気・ガス 使用量、機器の保有台数・利用頻度
灯油・重油 使用量、機器の保有台数・利用頻度
自動車燃料 使用量、自動車の保有台数・利用頻度
事業用資材 原料や流通資材の使用量
事務用品 コピー用紙、封筒や筆記具の使用量
化学物質 原料の使用量、排出の形態とその量(推計)
汚染物質の排出状況 排ガスの濃度、排水の水質、産業廃棄物の種類とその量など

※ 設置している施設の規模によっては、排ガスの濃度や排水の水質などは、関連法規制の対象となる場合がありますので、注意しましょう。

必要であれば、県庁の担当課、最寄りの保健所や市町村の担当課にお問い合わせください。
〈根拠法令〉
・水質汚濁防止法
・大気汚染防止法
・廃棄物の処理及び清掃に関する法律
・騒音規制法
・悪臭防止法
・公害の防止に関する条例など

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