○経営トップの理解と意志
何を始めるにも、経営トップの理解と意志が必要です。
次の事項を調査しておくと理解を得る際の参考になります。
・業界や取引先の動向
・環境保全活動が経営に与える効果(金銭面など)の分析
○従業員全員の確認
理解が得られた際は、経営トップの意志を全従業員に周知しておきましょう。
○環境方針の策定
経営トップの環境保全活動に向けた意志を環境方針として示しましょう。
《例》
・地球温暖化対策に貢献
・周辺地域への環境影響を最小限に
・廃棄物を排出しない事業所へ
・環境への影響が少ない製品の生産販売など |
○チェック
現在の取り組み状況をチェックしましょう。
チェックの方法は次のとおりです。
◇初めてこの手引きを読んでいる方は必ずしもチェックしなくて結構です。
まずは、ご一読ください。
◇これから取り組もうとしている方はすでに実施している項目には「○」実施していない項目には「×」一部を満足している項目には「△」関係のない項目には「-」しましょう。
経営トップにより定められた環境方針がある |
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経営方針は全ての従業員に知らされている |
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経営トップによる定期的な見直しと必要に応じて改訂がなされている |
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環境保全活動の基本姿勢を示している |
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汚染防止や環境への排出量の低減に向けた継続的な努力を表明している |
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事業内容、製品等の特性、事業規模、関連する環境への影響を踏まえている |
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各種法規制の遵守を表明している |
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行政や業界の指導や方針に準拠している |
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経営方針など他の方針と整合している |
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環境方針は、一般の人でも入手が可能となっている |
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※このチェックリストの内容を最初から全て満足することは難しいと思います。
できるところから一つひとつ取り組んでいきましょう。経営トップにより定められた環境方針がある
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