信州の組織リーダー

”~新たな食文化の創造をめざして~”

内藤夏雄氏

小諸観光センター販売協同組合
理事長 内 藤 夏 雄 氏

略歴

昭和六年八月生 血液型B型
(株)レストランふじや 代表取締役
小諸グランドキャッスルホテル(株) 代表取締役
小諸市観光協会会長
長野県中小企業団体中央会 理事
     〃     〃     佐久支部 副支部長

組合の現況

○昭和63年4月
○組合員数 10人
○出資金 60,000千円
○理事 8人、監事 2人
○事務局 5人
○事業 共同施設の設置・管理運営、消耗品等の共同購買、共同販売促進、教育情報事業

業界の課題・対応

長野新幹線が平成9年の秋(10月1日)開通し、東信地区では、上田~佐久~軽井沢となり、小諸は新幹線ルートからはずれた。
新幹線が開通して一年が経過したが、その影響は大きなものとなっており、地域全体でその対応策を検討している。
小諸市の懐古園を中心として、周辺に存在する名所、旧跡、温泉等の自然環境を活かした、新たな観光ルートの開発や、地域あげての新たなイベントを実施したい。

理事長の考え方

共同店舗全体の売上げも、消費低迷の影響を受け、ここ数年は減少している。
小諸を「信州そば」の名所にすべく、「信州小諸そば振興会」を結成し、手打ちそば技術の向上とそばの会席料理をメインとした、新たなメニュー作りに取り組んでいる。
懐古園には年間100万人以上が訪れるので、共同店舗への来店客をいかに増やすかが重要な課題であり、店舗のレイアウトを見直すべく検討している。
理事長自身、小諸市の観光協会長の要職にあり、小諸地域全体の活性化を図るため、観光客誘致策を行政・経済団体と協力しながら模索しており、実現する日も近い。

趣味等

仕事柄飲む機会が多いので、夜10時までときめている。
若い頃にプロの歌手を目ざした時があり、カラオケ等では玄人はだしの歌唱力との由。
ギター、ハーモニカ等楽器の演奏も趣味でやっている。健康のためゴルフは月二回程度行く。
プロ野球は巨人ファンであり、尊敬する人は、両親と上杉鷹山である。
『日新たにして、又、日新たなり』この言葉が好きである。
地域経済界の要職にある、氏の一層の活躍に大きな期待が寄せられている。

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