4.組合の特徴

自動車販売業界では、従来、廃棄自動車の処理については、専門の廃棄物処理業者に委託していた。「廃棄物処理法」により、事業者責任の規定があり、車社会の進展に伴う、排ガス、廃棄自動車の野積み問題等、環境破壊に結びつく数々の社会問題が発生してきた。これらの諸問題に対し、自動車販売業者自らの責任において処理することが、企業の社会的責任を果たすとの考え方から、協会員全員を持って組織化し、時代の要請に応えたものであり、行政はもとより地域社会からも大きな評価を得ている。

実施事業は、廃棄自動車の回収・解体・資源再利用化等廃棄物の中間処理が主たる事業である。特に、オゾン層の破壊で問題になっている、特定フロン(R12)の回収・処理については、100%適正処理されている。

その他のガソリン、廃液等については、工場内に施設を設けて適正処理され、公害対策に万全を期しており、従業員の雇用を始め地域社会へも貢献しており、地域住民の信頼が厚い。

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