8.リニューアルの概要

平成3年ごろ、隣りの駒ヶ根市に大型店が進出したことにより、本組合も新しい対応をせまられた。そのため、国の補助事業の「平成3年度小売商業活性化基金助成事業」による「店舗リニューアル計画策定事業」を活用し、リニューアルの原案をつくった。

それには、特に食品関係の商品を充実させることと、不足している業種を補う必要があった。リニューアルの第一段階として書籍販売とビデオレンタルを行う㈱平安堂のフランチャイズ店と、ゲームコーナーを平成3年にオープンした。さらに、赤穂信金のCDコーナーをつくり、より消費者の利便を考えた店舗になった。第二段階として平成5年に増築工事を行い、売場面積を2、349㎡から3、097㎡に増やした。

売上高の推移は、(図2)のとおりであるが、リニューアル後の平成6年度がピークで、その後は減少傾向にあるが、不況にもかかわらずほぼ一定の水準が保たれており、リニューアルの成果はあったと本組合では考えている。

売上高の推移

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