信州の組織リーダー

”技術革新と環境問題に取り組む”

後藤吉見氏

多摩川精機協同組合
理事長 後 藤 吉 見 氏

略歴

昭和9年2月生 血液型 B型
長野県下伊那農業高等学校 昭和27年3月卒
(有)丸日電機製作所代表取締役社長
(有)マルヒ代表取締役社長
多摩川精機協力会会長
飯田精密工業会副会長
長野県中小企業団体中央会理事
 〃     〃    下伊那支部副支部長

組合の現況

○組合設立 昭和40年10月
○組合員数 20名
○出資金 45,000千円
○理事17人、監事3人
○定例委員会の開催 毎月開催
○事務局専従職員 7人

組合の事業活動

資材の共同購入、金融事業、教育・情報事業、福利厚生事業を実施。事業を推進する為に、管理情報部、経理部、業務部と3つの部会を設けている。その他に中堅幹部研修部会を設置。

業界の課題・対応

親会社である、多摩川精機の協力業者の協同組合であり、常に親会社と共に歩む姿勢に変わりはない。不況の影響を受けているが、組合の事業活動と組合員各社の自己努力により今のところ頑張っている。
製造業者として、技術革新と環境問題には、常に心して、前向きに取り組まなくてはならない。情報ネットワーク化への取り組みも同様である。

理事長としての考え

経済のグローバリ│ゼーションを迎えている今日、中小企業メーカーにとっても、リサイクルやISO14000シリーズの取得が求められており、親会社の取得を契機として、組合でも前向きに対応して行きたい。
組合事業を円滑に実施する為に、組合の規約、規程を平成8年から一年半かけて整備、作成した。若い人のパソコン研修や技術レベルの向上を図るべく、中堅幹部研修部会に力を注ぎたい。情報ネットワークの確立については、ホームページをようやく開設することができた。

趣味・健康法等

昔は愛煙家だったが、健康を考えてタバコを止めた。自宅での自身で考えた15分程の体操により健康維持に努めている。
近くの史跡めぐりや峠歩き、郷土の日本画家の作品鑑賞が趣味で、ゴルフは付き合い程度との由。尊敬する人は、歴史上の人物で上杉鷹山の生き方に共鳴している。大相撲は若乃花のファン、歴史物の本を好んで読むとの事。組合の発展に、氏の一層の活躍を期待したい。

目次に戻る