西に中央アルプス、東に南アルプスの連山を仰ぎ、ふたつのアルプスの見える山紫水明「緑いっぱい歴史の町」です。
古来日本では、風景のことを「山水」と言いました。「山」と「水」という地形が、風景を構成する代表格だったのです。日本らしい風景と言えば、この山と水があり、「繊細優美」な自然の姿が思い浮かびます。
飯島町の段丘の中程から望む可河岸段丘と田切地形の風景は、アルプスの山々に囲まれ、緑と水が潤す繊細な箱庭そのもので、山水のイメージにぴったり当てはまります。
西にそびえる中央アルプスは、南駒ヶ岳を中心に、空木岳、越百山、烏帽子岳などの峰々が目前に広がっています。東に望む南アルプスは、仙丈ヶ岳から塩見岳、赤石岳まで、3000メートル級の峰の大パノラマ。いながらにして見えるふたつのアルプスは、時の移ろいをその風体で伝えてくれます。
このふたつのアルプスの懐に、変化に富んだ段丘の地形が.開け、与田切川、中田切川など6本の河川が天竜川に注いでいます。この中央アルプスを源流とする清流は、シオジ平から与田切渓谷の美しい自然をはぐくみ、千人塚キャンプ場、与田切公園キャンプ場、御座松キャンプ場など心のリフレッシュゾーンとして、四季を通じ大勢の観光客でにぎわいます。
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コスモス花の里
また、町の至る所に花が植えられ、「花の町いいじま」として町を彩り、
秋には、アルプスをバックに県下最大規模、300万本のコスモスが咲き誇る
コスモス畑でコスモスまつりが開催されます。 |
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お陣屋行燈市
江戸時代、陣屋の置かれた飯島町は、歴史の宝庫でもあります。
復元された「飯島陣屋」や歌と俳句の散歩道「いなの中路」を散策
しながら古の歴史ロマンに触れられます。
また、古き良き江戸ロマンを演出する「お陣屋行燈市」や「お陣屋まつり」など、
江戸時代にタイムスリップできるイベントも楽しめます。 |
『緑いっぱい歴史の町』飯島町にぜひお出かけください。