信州の組織リーダー

”菓子業界の人材育成を目指して”~青年部の結成を~

大窪幹夫氏

長野県菓子工業組合
理事長 大 窪 幹 夫 氏

略歴

昭和13年11月生 血液型B型
長野県立須坂商業高校 昭和32年3月卒
(株)栗庵風味堂代表取締役社長
全国菓子工業組合連合会理事
長野県中小企業団体中央会理事

組合の現況

○組合設立 昭36年12月
○組合員数 1,009名 
○出資金 829万円
○理事17人 監事4人
○理事会の開催 5回

組合の事業活動

和洋菓子技術講習会、経営研修会、労働条件制度整備支援講習会の開催、原料、資材等の共同購入、PL保険の取り扱い、全菓連事業への協力、支部活動の推進

業界の課題・対応

後継者不足と廃業による脱退者の増加が問題になっている。後継者不足の解消のために早急に青年部を結成し、後継者を育成したいと、目下検討中である。
組合員の高齢化と不況等による菓子の需要の減少により廃業による脱退者が多くなり、組合員も年々減少しており、その対応策が重要な課題である。

理事長としての考え

経費の工面もあり、今のところ実現は難しいが、将来は全菓連の全国菓子博覧会を長野県で開催し、全国に県内の菓子技術と製品を紹介したい。
県の食品工業試験場についても、積極的に運営に参加し、利用することにより、新製品開発につなげて行きたい。
これからも必要な財源を確保し、組合事業を積極的に推進し、業界発展に努めたい。

趣味・健康法等

高校のときは陸上部に所属し、卒業してからは早起き野球で、若いころはスポーツを楽しんでいたが、今は仕事一筋である。ゴルフも大分前に止めた。
健康法はできるだけ歩くことを心がけている。また、月に一度は健康診断を受け、健康管理には充分気をつけている。
健康のためタバコは数年前に止めたが、適度の晩酌は続けている。
愛読書は特定のジャンルに片寄らず、広い分野の本を読んでいる。好きなプロ野球球団はヤクルトである。尊敬する人物は両親とのこと。
かつては小布施町の副議長や商工会の役員も務め、地域振興や活性化に大いに力を注いできたが、現在はそれらの職を全て退き、菓子業界の発展のために努力している。
業界一筋に尽力されている氏の一層の活躍に期待したい。

目次に戻る