”店はお客様のためにある”～組織の力で社会的責任を遂行しよう～
長野県電機商業組合
理事長 北 原 国 人 氏
略歴
昭和１０年１２月生 血液型Ｂ型
長野県立辰野高校 昭和２９年３月卒
㈲キタノヤ電器代表取締役
全国電機（商）連合会 理事
全国電商連取引公正化推進本部長
伊那市コミュニティカード（協）理事長
伊那商工会議所 副会頭
長野県中小企業団体中央会 理事、上伊那支部理事
組合の現況
○組合設立 昭３８年１１月
○組合員数 ８００名
○出資金 ７、４２５千円
○理事３６人 監事 ２人
○理事会の開催 ５回
組合の事業活動
６つの委員会による事業実施、消費者懇談会、地区懇談会等の実施、支部活動の推進
業界の課題・対応
業界の組織率は９０％と全国的にも高い組織率であるが、最近は多少減少傾向である。
大手家電業者による、低価格販売が県内小売店の経営を大きく圧迫しており、家電メーカーとの協議を続けるなかで解決策を見い出している。地域電気店として、お客様の立場に立って、「異常な商法は許さない」「仕入価格差の是正の要望」「後継者の育つ夢のある業界」「正直ものが報われる商売」等の実現を目指して組合活動を強力に推進している。毎年開催される通常総代会において、出席者全員で県歌「信濃の国」を斉唱しており、県内数ある組合でもこの点は極めてユニークな試みであると思われる。
理事長として考えること
地域電気店の経営者として、大手量販売店とまともに競争することを避け、小売店の持つ技術力と地域店でなければ出来ない木目の細かい、お客様に感動を与えられるサービスの提供、営業活動の展開によって、地域消費者から愛される、面倒見のよい店づくりを目指したい。
組合としては、廃家電の回収事業を積極的に実施し、業界の社会的地位の向上と社会貢献を果たして行きたい。
健康法・趣味等
好ききらいなく何でも食べる。酒とタバコはやらない。ゴルフも考えがあって止めた。
人間の行動は「精神」にあるとの思いで、座禅に強い関心を持っている。
人の生きる道を教えてくれる和尚さんの講和を聞くことが好きである。尊敬する人は、松下幸之助氏で、相田みつを氏の書には心の安らぎを感じるとの由。
趣味は旅行で海外へ行くことが多いが、ローマが一番印象深くもう一度行ってみたい。
大変エネルギッシュで、行動力のある氏の一層の活躍を期待したい。