信州の組織リーダー

中小企業の発展は"情報活用と人材育成"

牛山今朝治氏
長野県プリント回路工業(協)
理事長 牛 山 今朝治 氏

略歴

    昭和13年4月生
    血液型 AB型
    長野県立諏訪実業高校 昭和32年3月卒
    ㈱イースタン代表取締役社長
    茅野商工会議所 副会頭
    長野県工業会 副会長
    諏訪テクノレイクサイド推進協議会 副会長
    長野県中小企業団体中央会 理事、諏訪支部 支部長

組合の現況

    〇組合設立 昭和57年2月 〇組合員数 10人 〇出資金 600万円
    〇理事 8人、監事 2人 〇理事会の開催 年3~4回

組合の事業活動

  1. 資材等の共同購入事業
  2. 金融事業
  3. 教育情報事業
  4. 新技術開発、研修事業
  5. 福利厚生事業
    事業活動の中心は、ソフト事業で、組合員企業の経営者、従業員を対象とした教育情報、研修事業を実施し、新技術開発事業にも取り組んでいる。
    福利厚生事業としては、組合員メンバーを中心として、NPC会野球リーグを開催し、軟式野球リーグ戦を実施している。
    総会時には組合員全員が参加し、1泊2日で、企業視察を兼ね、親睦を深めるための研修旅行も行っている。

業界の課題・対応

    半導体業界を支えている、プリント配線板製造業は、景気の波と企業間格差が非常に激しい。最先端産業に係わる者として、国内外、特にアメリカの動向を注視している。
    技術革新のスピードアップが他産業よりも進んでおり、品質管理にも細心の注意を払い、合理化・省力化にも努めている。
    企業の「ものづくり」の決め手は人材育成であり、組合の活動も情報交換、教育研修事業を中心として実施している。

理事長として考えること

    これからの組合事業は、同業種のみの集団から、異業種を加えた組織にする必要がある。
    物の見方、考え方が異なる人との交流は、今後の組織運営に大変役立つものと考える。
    常に、色々な分野の人と接することが大切であり、企業や組合活動の原点である。

健康法・趣味等

    健康法は、ウォーキングで、体重の適正維持の為、一日一万歩を心掛けて実践している。趣味はクラシック音楽、読書とゴルフである。ゴルフは年40~50回行く。サイトウ・キネン・フェスティバルも毎年鑑賞しているとの由。プロ野球は長野県では数少ない、近鉄バファローズのファンである。
    氏は、産業人として働き盛りを迎えている方であり、業界リーダーとしての手腕に、地域経済界から大きな期待が寄せられている。

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