４．週４０時間労働の定着

(1)　進む所定内労働時間の短縮

週４０時間労働制の施行にともない、労働時間の短縮が進んでいる。
これによると所定内労働時間が週４０時間以内となっている事業所は、平成９年７月の第１回調査の９１.７％から平成１０年２月の第２回調査の９４.５％となり、この間２.８％上昇している（図７）。



(2)　緒についたばかり－特例事業所の所定内労働時間の短縮

特例事業所における所定内労働時間４６時間以内の事業所数は、平成９年７月の第１回調査の５２.８％から平成１０年２月の第２回調査では、５８.６％と５.８％アップした（図８）。



特例事業所での週４６時間制は、この間進んではいるが、未達成事業所も４１.４％あり、労働時間の短縮はまだまだといえよう。
今後特例事業所においては、労働時間短縮に向けた具体的な対応が求められよう。いずれにしても特例事業所の労働時間短縮は緒についたばかりである。

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