C−7 協同組合浜松技術工業団地(静岡県)
■所在地:〒432-8006浜松市大久保町1347-5■電話番号:053-485-5110■FAX番号:053-485-5160■組合員数:19人■出資金:950万円■設立:昭和59年10月■地区:浜松市■主な業種:電気機械器具・一般機械器具製造業等■団地形態:工場団地組合■移転完了日:平成元年3月■組合専従者:2人

森の中の工業団地が隣接地に第2団地を建設
組合員の要望に応え、隣接する10万6千uの土地を取得、緑の環境に配慮した第2団地を建設中。新規進出企業を迎え、県内屈指の団地として新たな一歩を踏み出す
■背景と目的
当組合は、昭和59年10月に設立され、団地開発に必要な幾多のハードルを乗り越え、平成元年には全20社の移転が完了した。様々な業種から先端の技術とノウハウを持つ企業が集まり、設立当初から組合員相互の取引や共同研究が行われるなど、組合は文字通り「技術」を通じた経営向上の苗床機能を発揮してきた。バブル崩壊後の長期不況化の現在においても、それぞれが経営戦略を立てて構造変化に対応してきた。当団地には合理化推進、新分野進出、研究開発などに前向きな企業が多く、組合員の業績もほぼ順調に推移している。こうした状況の中で、組合員の第2団地造成を要望する声に応えて、取り組むこととなった。

■取り組みの内容
平成9年、生産体制の強化等を目指す組合員10社が拡張計画をスタート。組合では用地の取得、許認可から完成まで、組合の共同事業として取り組むことを決定した。地元説明会から始まり、既存団地の北東に10万6千m2の土地を取得し、10区画の団地を造成することになった。しかし、経済の先行きが不透明なため、参加者の出入が激しく、新たな参加者探しに苦労したが、組合役員、行政、金融機関等の協力を得て、既存組合員4社、新規進出企業3社の7区画が決まり、残る3区画のうち2区画は進出希望があるため、実質残りは1区画のみである。

■成果
団地進出に係る高度化資金が平成15年度には完済され、拡張を希望する組合員の要望にも応えられた。また、新規進出企業については、団地の運営方針に見合った異業種企業を、新たなビジネスチャンスとして受け入れている。16年春には南側の雄踏バイパスも完成、交通アクセスも充実した県内最大規模の工業団地として、新たな一歩を踏み出す。