平成12年より実施していたパソコンスクール事業を、何らかの形で継続させるとともに、発展させたいと考えていた。また、来るべきIT化社会の到来に対応するため、商店街としてITに関連した事業を推進することになった。平成14年4月に、具体的な事業主体として、情報化サポートセンター(MIC)を開設した。 ■ 取り組みの内容 センターの主な業務は、@パソコンスクールの運営、Aパソコン業務の請負、Bホームページの作成・管理、C商店街や個店のIT戦略の企画等、である。センターの特徴は、「自ら操作出来る人」にはスクールにおいて教育し、「操作出来ない人」には、その業務の「委託」を受ける形で、ITを推進している。 ■ 成果 成果としては、@パソコンを活用したIT技術のレベルアップが図れた(理事の大半はメールで情報交換ができるようになり、組合員間のコミュニケーションが数段に良くなった)、Aパソコン受講生という今までにない商店街顧客が生まれ、引き続き来街している(受講生に各店舗のサービスをアピールし、新規顧客の開拓に努めている)、B商店街活動をIT技術を活用したものに推移させることが可能となった、である。 |