B−24 大阪府塗装工業協同組合〔大阪府〕 |
■組織形態:同業種同志型組合
■住所:〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満5-6-10
TEL.06-6313-0315 FAX.06-6313-0316
■設立:昭和22年6月 ■組合員数:215人 ■組合従業員:4人 ■専従理事:1人
■出資金:5,438万円 ■地区:大阪府
■業種:建設塗装業
■URL:http://www.pco.or.jp/ |
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販路開拓に向けて情報システム化 |
情報システム化への推進など、専門性の高い新分野への対応においては、「人」の資質向上がポイントであり、特に自己啓蒙意欲の高いリーダーシップが不可欠である。 |
○取り組みの経緯
当組合を取り巻く経営環境として電子受発注取引への対応など、情報システム化の推進が急務となり、建設CALS/EC(直轄工場のオンライン化)への対応も含め、組合員の情報システム対応能力の向上、組合員のノウハウの共有化、インターネットを媒体としたリフォーム需要の獲得などの短期〜中長期課題を見据えて組合の情報システム化を推進している。
○事業の概要
インターネット環境の整備に関しては、特に組合のホームページの作成を、従来のホームページのようなPR中心のコンテンツではなく、組合員のためのホームページという斬新な制作方針を基礎に、組合員各々が持っている業務上の各種ノウハウをデータベース化し、ノウハウを共有するという目的で作られている。
情報システム化の推進として具体的には (1)組合員へのインターネット環境整備のための啓蒙、(2)ホームページの内容の充実、(3)事務局の資質の向上、(4)有益な情報をリソースするための活動、などがあげられている。
これらの事業推進には当然ハード面での充実(パソコンの配備)が第一に必要であるが、それを理解し使いこなす人材の資質向上の要素が大きな比重を占める。
若年層が情報システムに慣れ親しむのとは異なり、組合員の多くは中高年齢層であり、情報システムへの対応能力を向上させるには、ごく基礎的なレベルでの対応、さらには日常的にこまかな部分での指導ができる体制が不可欠である。
そのためには、パソコン教育の専門業者に全面的に依頼していては対応しきれない面があるため、組合事務局が専門知識を身につけて対応することが必要になっていた。組合事務局員は情報システム化に対しての興味・関心のレベルが高く、また自己啓蒙意欲も高いため、すでに専門業者なみにパソコン教室を開催できる程度のノウハウを獲得している。
○成 果
また、当事業の成果として、他の組合等からの事業内容についての問い合せがあり、改めてインターネットの媒体力・告知力の大きさが感じられる。 |