B−39  新栄町商店街振興組合(福岡県)
■住所:〒836 大牟田市新栄町19−9 ■電話番号:0944(53)4538
■設立:昭和48年8月 ■組合員:110人 ■出資金:6,050千円
■商業集積のタイプ:地域型商店街 ■職員:4人

CI事業により、中心部商店街としての再生を目指す
 地元密着型商店街を目指して、年間催事や夏祭りを行ってきたが、郊外や市外へ顧客が流出。CI事業により街区の整備や十日市などを実施し、活性化を図っている。
○事業の背景
 郊外型の大型店やロードサイド店の進出は、中心部商店街の売上げや集客に大きな影響を与え、商店街の活力が低下してきた。また、隣市福岡市への顧客流出も増加してきた。そこで、魅力ある中心部商店街とし、来街者の回復を図るためには、ハード、ソフトの両面を見直す必要があった。

○事業の概要
 昭和63年度にCI計画を策定し、「私の街新栄町出会いの街」をコンセプトに、各街角に個性を持たせる街区整備を実施した。第1期2期で、アーケードの改装、街路灯の設置、彫刻やモニュメントの配置、そしてカラー舗装を行い、第3期では、駅前広場付近の開発整備を計画している。また、「十日市」という毎月10日に行う市も実施し、顧客とのコミュニケーションの場づくりにも力を入れた。また、中心部の回遊性を高めるため、共通駐車券発行事業も平成8年よりスタートさせた。事業実施体制は、理事長の強力なリーダーシップのもと、大幅な権限を委譲された委員会が中心となり、企画から実施まで責任を持って推進に努めている。その他、七商店街連絡協議会という街づくりの会を発足し、近隣商店街との連携を深めている。

○成   果
 CI事業による街区整備と一般催事、十日市という地元密着の日常的イベント事業の開催が相乗効果を生み、郊外や市外への顧客の流出にある程度の歯止めがかかり、また、大牟田市近郊からの来街者も増えている。今後は、大型再開発計画に対抗して生き残るためにも、個別商店街事業にとどまらず、近隣商店街と協力して、都心中心部の魅力づくりに力を入れることが望まれる。