B−26 駒川商店街振興組合(大阪府) |
■住所:〒546 大阪市東住吉区駒川4−11−16 ■電話番号:06(699)3931 FAX:(697)7272
■設立:昭和40年6月 ■組合員:220人 ■出資金:9,793千円
■商業集積のタイプ:地域型商店街 ■職員:4人 |
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「地域住民とのふれあいのある街」の創造を目指して |
スタンプ事業と各種イベント、地域住民も含めた駒川まつりの実施、コミュニティホールの設置など商店街活性化活動を積極的に展開し、イメージアップと集客力の拡大が図られた。 |
○事業の背景
昭和40年代から、商店街周辺へ大型チェーン店等の進出が相次いだ。さらに近年は、百貨店の増床交通体系の変化により、来街者数売上高の減少が顕著となり、閉店する店舗も多くなるなど厳しい状況に直面した。そこで、商店街活性化事業に踏みきり、活性化を図った。
○事業の概要
「地域住民とのふれあいのある街」をコンセプトに、スタンプ事業をからめた各種イベント(観劇野球Jリーググルメなど)や共同売出し等の販売促進事業を実施しているほか、毎年7月には2日間開催する「駒川まつり」も実施、約5万人を超える人出でにぎわっている。平成5年には、カラー舗装事業を完成させ、地域住民顧客への快適性利便性安全性を確保した。また、地域住民との交流の強化を目的にコミュニティホールを建設。1階を組合事務所に使用し、2階を会議室、3階を文化教室として地域住民に開放し、喜ばれている。
○成 果
各種の共同事業の実施によって、商店街のイメージが向上するとともに、地域住民と心のかよったふれあいが実現された。これにともない、街内の大型店とも協調し、地域の中心的商業集積を形成することができ、来街者数売上高ともに増加し、空き店舗や休廃業も発生しなくなった。また、これらの事業を通じて、組合員の組合活動に対する理解と信頼感が強まり、組合の求心力が強化した。成功要因としては、組合理事長の強力なリーダーシップのもとに、役員と事務局が一体となって組織づくりを行い、事業の運営に当たっていること、また、商店街組織の中核として、スタンプ事業の導入をはじめ、駒川まつりなどのイベントの際に、チームワークを発揮して様々なアイデアを発案し、実行部隊となった青年
部の活躍があげられる。 |