○事業の経緯
(社)滋賀県自動車整備振興会の会員全員が加入して、共同事業を行う目的で組合を設立した。その1つとして必要資材の共同購買を中心とした事業を実施している。
○事業の仕組
共同購買事業は、検査登録関係用紙、自動車関係書籍、資材、オイル、タイヤ及び業務用コンピューター等を扱っている。組合員が車検手続き等の要件で組合に立寄る際に、必要資材を購入するいわゆるフロント販売方式を利用、コンピューターに関しては、組合員で使用中の機器がリースアップした段階で、順次、組合から購入することとしている。
○組織の体制
購販委員会を設けて、本事業の企画と成果の確認を行うことによって、組合員の購入品と競合する品目は、扱わないように配慮している。また、県内を7つの地区に分け、地区別に年度毎の販売目標を立て、その目標達成に務めている。目標額として、「組合員月額3万円購買運動」を推進し、6月から8月にかけてBPオイルキャンペーン、ソフト(経営管理システム)発売記念謝恩展示会を実施している。
○成 果
購販委員会で決定した組合員向けの販売目標額2億3,000万円に対し、8%増の売上を実現し、さらに情報研究委員会の決めたコンピューターは、各組合員のリースアップの切替え待ちであるが、他の品目については、用紙・書籍は100%、他の資材は80%の利用度となっており、組合員からの信頼度も厚い。
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