|
○事業の経緯
親企業は、リストラを推進する旭化成延岡支社の最大手の下請企業であり、又、県内の鉄工業のリーダーとして躍進している。その原動力となって活躍しているのが、専属下請企業で構成する当組合である。
○事業の仕組
組合員25社のほとんどが零細規模であり、リストラに取り組む時間的・経済的・心理的余裕もなく、設備改善や技術修得に余裕がないのはもちろん、目前の売上低減対策としての運転資金にも不足の恐れがあった。そこで親企業と折衝し、金融機関の必要資金枠を確保し、改善への取り組みに着手した。
○組織の体制
組合員のほとんどの管理業務を組合が負担している。組合員は、作業現場で直接受注、組合を経由して代金を精算受領している。組合事業は、2ヵ月毎の定例理事会を中心として、必要に応じ金融・安全委員会矢メンテナンス・工事部会で協議・運営されている。親企業との連携は、親企業が出席する月1回の安全衛生管理会議で行われる。多角化プラス専門化路線の実践もこの会議が基本である。
○成 果
零細企業集団に対する親企業の親切な支援、組合の指導力、それ以上に避けられないリストラへの認識が金融事業への参加意欲となって表われた。親企業もまた、プロジェクトチームの核として、先進・有力組合員を想定し、集約化、企業合同まで期待する。専属下請から自立し、親から頼られる企業集団への可能性もでている。
|