○組合の概要
当組合は、飯山市を中心に仏壇製造業者32人により昭和32年7月に結成された産地組合である。当産地の仏壇は「飯山仏壇」とよばれ、国の伝統産業の指定を
受けており、その商品表示も当組合により行われている。
○青年部結成の経緯・組織構成
組合員は、意思疎通が図られコミュニケーションもよかったが、次世代リーダー達は全く横の関係はなく、話す機会もなかった。当初、数名の組合員の後継者が相寄り懇親を図っていたが、その中から、古い仏壇、仏具を焼却するための「仏壇祭」の企画が生れた。これを契機に若い人達の集まりができた。これが現在の青年部へつながり、61年4月、青年部が結成された。当青年部は組合組織の一環となっているが、実体は極めて自立性の高い活動を行っている。
○活動内容
当青年部結成以来、組合の最大イベントである「奥信濃特産まつり」の企画・実施を青年部が引き受けて行っているほか、独自事業とし「仏壇祭」「燈篭流し」を実施している。最近では「仏壇の街づくり」の一環として市内の仏壇店集積の街にある試作展示館に”金箔張りトイレ”を建設するなど、街づくり活動にも参画している。
○活動体制
青年部には企画、催事の2委員会が設置され、部員はすべて何れかに委員として参画している。いわば全員参加により運営されている仕組みを持つ。
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